温泉可燃性天然ガス対策

温泉可燃性天然ガス分離設備
NATURAL GAS
SAFETY

安全な温泉利用のために確かなガス対策を

2007年6月、東京都渋谷区の温泉施設で発生した大規模なガス爆発事故以降、温泉の採取に伴う法的な規制が著しく強化されました。弊社では、より安全な温泉利用を目指し、数多くのガス対策案件に携わってまいりました。設備の最適な設計と設置はもちろん、行政への申請もお手伝い致します。

温泉の湯口

温泉可燃性天然ガスとは

地下から温泉をくみ上げる際、温泉水とともに天然ガスが地上へ出てくることがあります。
その中でもメタンなどの燃焼する性質を持ったガスを「可燃性天然ガス」といいます。
適切に排出されず、設備内や建物内などに滞留すると、火気や電気設備などをきっかけとして火災・爆発につながるおそれがあります。
温泉を安心して利用するためには、ガスの発生状況を把握し、施設や源泉の状況に合わせた適切な安全対策を行うことが重要です。

なぜ、ガス対策が必要なのか

2007年6月、東京・渋谷の温浴施設で爆発事故が発生しました。
この事故で3名の命が失われ、多くの方が負傷されました。

事故原因は、温泉とともに湧き出る可燃性天然ガス(主にメタン)が滞留し、引火したこととされています。

温泉というと、「癒やし」や「旅」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、その地下では、お湯だけではなく、さまざまな成分やガスが地球の営みとともに存在しています。
その自然を相手に仕事をするということは、恵みを受け取るだけでなく、見えない危険とも向き合うということでもあります。

この事故をきっかけに、日本の温泉を取り巻く安全対策は大きく見直されました。

  • ガス検知器の設置。
  • 換気設備の強化。
  • 排気方法の見直し。
  • そして、温泉法の改正による温泉採取許可制度。

同じ悲しみを繰り返してはいけない

その思いが、法律や設備、現場のルールへと受け継がれていきました。

私たちが旅館や日帰り温泉で何気なく過ごす時間。
その当たり前の裏側には、日々設備を点検する人、法律を整える人、設計する人、現場で安全を守る人など、本当に多くの方々の仕事があります。

温泉は、自然の恵みだけで成り立っているのではありません。
人の知恵と経験、そして過去の教訓の上に、今の「安心」があります。

公表されている範囲では、それ以降に同様の温泉設備での大規模な爆発事故は確認されず、今日にいたります。

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